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日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会
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第42回日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会総会
第25回教育セミナー 講演資料

     第42回日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会総会にて、教育委員会企画の第25回教育セミナー が下記のようなテーマと開催趣旨にて開催されました。講師の皆様のご協力の下、ご講演資料を例年通り学会ホームページに掲載いたしますのでご参照ください。
    テーマ:2024年新規保険収載:
    ストーマ合併症加算(65点)正しく有効に活用しよう!
     開催趣旨:ストーマ造設後に起こる合併症の発生は、患者や介護者のQOLを著しく低下させます。同時に医療者側にとってもストーマケアに要する時間、人員、物品の費用、どのように対処すべきか、工夫に工夫を重ねる等々…とても悩ましい問題で、皆様も日々、ご苦労されているのでないでしょうか。
     この度、JSSCRから長年要望し続けていたストーマ処置に合併症加算がついに保険収載されました(J 043-3, 4)。これは、当学会保険委員会の3回にも渡る粘り強い申請の結果による賜物と言えます。ストーマ管理に関わる医師・看護師にとっては大変喜ばしいことで、皆様の今までの苦労や工夫が認められ、今後ますますストーマ管理が充実し、発展してゆく大きな転機なるのではないかと思います。
     この度のストーマ合併症加算では、算定要件として施設基準の届け出とストーマ合併症の重症度分類グレード2以上の判断が必要となります。また、算定可能な合併症は、傍ストーマヘルニア、ストーマ脱出、ストーマ腫瘤、ストーマ部瘻孔、ストーマ静脈瘤、ストーマ周囲肉芽腫、ストーマ周囲難治性潰瘍などが対象です。皆様が日頃ストーマ管理している中で、大変!と感じている合併症の多くは、算定対象に該当するかと思いますが、正しく算定していくにあたり、グレードの正確な判断と記載が必要となります。
     今回の教育セミナーでは、保険収載に至るまでの経緯、保険算定に必要な手続き、ストーマ合併症の原因や重症度分類、治療やケア方法および実際の診療時の流れに関してなども、改めて確認していただくために5人の講師に、ご講演いただきました。
     皆様が正しく確実に算定し、そのキャリアが評価されること、そしてストーマ合併症への理解と対策が進むことが期待されます。今回のセミナーが皆様のストーマ処置の糧となり、変わりゆく医療に対応する一助となることを願い、開催し多くの皆様に参加いただきました。
    (JSSCR教育委員会企画)


    開催日時:2025年2月7日(金)15:00〜17:00
    開催会場:ビッグパレットふくしま

    司会:平山千登勢(杏林大学医学部付属病院 看護部 皮膚・排泄ケア認定看護師)
    渡部通章(厚木市立病院 副院長 消化器外科)

    講演:

    1.ストーマ合併症加算が保険収載につながるまでの経緯とその内容
    講師:松原康美(北里大学健康科学部看護学科 教授)
    講演内容はこちら

    2.ストーマ合併症重症度分類の解説:含合併症の原因と治療
    講師:高橋賢一(独立行政法人労働者健康安全機構 東北労災病院 大腸肛門外科部長)
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    3.ストーマ合併症加算を申請するための方略と留意点
    講師:鈴木有美(公立大学法人福島県立医科大学会津医療センター附属病院 患者支援センター 主任看護技師)
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    4.ストーマ合併症への対応の実際:国立がん研究センター中央病院の症例を通して
    1)看護師の立場から:
    工藤礼子(看護部 皮膚・排泄ケア認定看護師)
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    2)泌尿器科医の立場から:松井喜之(泌尿器・後腹膜腫瘍科長)
    講演内容はこちら




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